流行語大賞ノミネート発表!おむすびころりんって何??知らないワードから「タピる」などよく聞く言葉まで!候補を解説【2019年流行語大賞】

今年も、流行語のノミネートが発表されました。

毎年12月に発表がある流行語大賞。

その年の世相を反映した言葉やキーワードを発表するものですが、一体2019年はどんな言葉がノミネートされたのでしょうか?

少し驚いたのは、お笑い業界から言葉がノミネートされなかったそうで、実に17年ぶりなんだとか。

ニュースから日常、まさに流行の言葉のノミネートを一つずつおさらいしてみたいと思います。

今さら聞けない「流行語大賞」とは?

そもそも流行語(候補)とは、どこの誰が決めているんでしょうか。

これは生涯学習のユーキャンが「学ぶよろこびをあなたに」をモットーに、役立つ資格から趣味や実用講座などの、さまざまな通信教育を提供する会社が毎年発表しているもので、このようなチラシを一度は目にした人も、あるかと思います。

ユーキャンチラシ

何を隠そう私も、汚い字を直したくてボールペン字の資料を取り寄せた経験があるくらい、メジャーな通信学習の会社さんですね。

流行語の起源は、遡ること35年。1984年からスタートしました。

正式名称は”「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞”といい、

この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。

1984年に創始。毎年12月初めに発表。『現代用語の基礎知識』収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。

選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)で構成される。

となっています。

また、授賞が「トップテン=大賞」の方式になったのは第11回からで、それ以前は、【新語部門】【流行語部門】【表現部門】等を設け、それぞれに授賞語を選定されていました。

過去の受賞語としては、

2018年(平成30年)「そだねー

2017年(平成29年)「インスタ映え」「忖度(そんたく)

2016年(平成28年)「神ってる

2015年(平成27年)「爆買い」「トリプルスリー

2014年(平成26年)「ダメよ~ダメダメ」「集団的自衛権

2013年(平成25年)「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し

今でも使っている言葉もあれば、使うとあれ?まだ使ってるの??と失笑されるものまで様々。

滝川クリステルさんが、東京オリンピックのプレゼンのときに言った「おもてなし」は、今でもバラエティ番組などでパロディされたりして、耳にしますよね。

初代受賞(1984年)

ちなみに、初代受賞(1984年)の新語部門は「オシンドローム」。

当時大人気だったNHK連続テレビ小説「おしん」と、それに共感した国民の感情がシンドローム化しているということをタイム誌で掲載したところから。

流行部門では、大原麗子さん主演ドラマ「くれない族の反乱」から出た「くれない族」。

「○○が××してくれない!」という他者への依存的感情を表現したもので、もともと子供が抱きやすい感情を、ドラマ内では日常に不満を感じている主婦層が演じることで広まった言葉です。ちなみに銀賞。

大衆賞では、堀ちえみさん主演TBSドラマ「スチュワーデス物語」内でのセリフ「教官!」。

当時は人に呼びかけるときに教官!と言うと大ウケしたといいます。

では、ここからノミネート30語を見ていきましょう!

No.01 あな番(あなたの番です)

日本テレビ系の日曜ドラマ「あなたの番です」のタイトルより。

とあるマンションに引っ越してきた、年の差婚の新婚夫婦が「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマで、各自で殺してほしい人の名前を書いたメモでくじ引きを行い、交換殺人が行われいるというもの。

想像のナナメ上を行く展開に注目が集まりましたね。

企画原案は、あの秋元康さん。多才さに嫉妬してしまいますね。ちなみに、着信アリの原作者でもあります。

No.02 命を守る行動を

台風15号、19号をはじめ、昨今の異常気象での災害の度に、情報番組、ニュース番組などで聞かれる言葉。

避難勧告を受けてから行動するのはもちろん良いが、色んな状況が重なって、その連絡が遅れたりする場合もある。そのような状況を受けキャスターが、自発的に行動してほしいという思いもあったのではないでしょうか。

「天気の子」の新海誠監督も、この言葉が作品づくりのきっかけになったといいます。

>>新海誠監督が語る「天気の子」

No.03 おむすびころりんクレーター

はい、出ました。

正直、私は聞いたことがない「おむすびころりんクレーター」。

私が無知なだけかもしれませんが、なぜこんな聞いたことがない言葉がノミネートされたのか?

これは「千の風になって」の歌が紅白歌合戦で初めて知ったとき以来の衝撃でした笑

由来はJAXAの惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星の「リュウグウ」に生成した人工クレーターから。ちなみに、これ以前にも人工的につくったクレーター(成分採取のためにつくる)には

・ウラシマクレーター

・サンドリヨン(シンデレラのフランス語読み)クレーター

・キビダンゴクレーター

など、昔話や童話にちなんだ名称があり、今回のおむすびころりんクレーターは、正式名称を「SCIクレーター」といいます。

このクレーターの付近に通称おにぎり岩があり、それが転げてしまうくらい窪んでいることから名付けられました。

実はこれは、選考委員であるやくみつる氏が「私がねじ込んだ」と言っているようです。

フジテレビ系のLive NEWS It!の取材に対し「これ私がねじ込んだんです。はやぶさ2の話題はもてはやれたんですけど、その後の言葉が定着してないと。ここに(おむすびころりんクレーターを)入れることによってそういう言葉もあったんだねと認知してもらう効果もあるわけですよね」としています。

これを受けて、一部では「ねじ込みは流行語ではないのでは!?」と疑問視する声があり、流行らせ大賞と揶揄されている模様・・・

No.04 キャッシュレス/ポイント還元

2019年10月1日の消費税率引上げに伴う需要平準化対策として、にわかに聞くようになってきたキャッシュレス、ポイント還元。

増税を機にキャッシュレスに取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。

韓国2016年でキャッシュレス決済比率が96.4%で、ほとんどの人がキャッシュレス決済をしています。

中国ではQRコードが主流です。

・Alipay(支付宝)

・Wechat Pay(微信支付)

が代表的なもので、Alipay(支付宝)はセブンイレブンでも見かけます。インバウンド対策ですね。

東京オリンピックを2020年に控え、キャッシュレス決済がより浸透すると思われます。

よくセキュリティの面でキャッシュレスに懐疑的な意見も聞かれますが、とある識者が

「現金だって安全じゃない。財布を落としたり紙幣は燃えたりすれば失くなる。リスクはそう変わらない」

ということを言っているのを聞きました。

なるほどな、と思う一方、ちょっと乱暴かも。でも、言わんとしていることは分からないでもない。

こういうところにも、閉鎖的な国民性が出ているのかな、と思ったりしています。

No.05 #KuToo

読み方は「クートゥー」。

靴(くつ)、苦痛(くつう)という言葉と、#MeToo(セクハラ性的暴行の被害体験を告白共有するSNS用語)を合わせた言葉で、主に、日本の職場での女性に対するパンプスの着用を強要する状況、就業ルールを定めたことや風習に対する抗議の意味合いがあります。

こういう取り組みは賛否両論という言葉がついて回るもので、ネットには「女のわがまま論」と言われたりもしているようです。

ですがパンプスを長時間履くことにより

・外反母趾になる

・靴が擦れて痛い

・腰への負担

などなど、健康面の弊害もあり、ただのわがままでは軽視できない内容です。

イギリスでは平等法というものがありハイヒールの強要は違法という法律もあります。

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No.06 計画運休

これも聞かれるようになりました。

台風などの影響による被害を最小にするために交通機関の運行を中止することで、予告運休や事前運休とも言われるようです。(wikiより)

ただ特に都心部の利用者数を考えると、運休をすればかなりの影響がありますので、本数をへらす間引き運転をする場合もあります。

災害に対する反応はシビアなもので、何事もなければ「オオカミ少年」扱いされ、少しでも遅ければ「判断ミス」と突かれる。担当者は想像以上に苦悩されていることでしょう。

いずれにしても「命を守る行動」と捉え、各自の判断も併せて行動したいものですね。

No.07 軽減税率

2019年10月1日から実施される予定の消費増税における経過措置で、商品の消費税率を10%に引き上げますが、飲食料品や新聞は例外的に8%に据え置く、というものです。

飲食のことでいえば、

・外食は10%

・テイクアウトだと8%

など、細かいです。

実はこの軽減税率、永久的なものではない事をご存じでしょうか?

政府発表では恒久的という方針だそうだが、一応名目は

2019年10月~期間未定

ここが引っかかります。未定。

ずっと軽減します、とは断言しているわけで無いんですね。

また別の見方で

「軽減税率のことが話題に出ているが、みんな8%に軽減されることに注目しすぎていて、本来の税率が10%に上がっていることが霞んでいる。」

という意見がある。

確かにそうですね。

軽減税率ばかりに気を取られていて、もともと10%に上がっているんだという事も、忘れてはいけないですね。

No.08 後悔などあろうはずがありません

もしかすると、スポーツが苦手な方は聞き慣れないかもしれません。

これは、イチローさんの引退会見での記者への返答の言葉です。

記者:

引退の決断に後悔や思い残しは?

イチロー:

今日のあの球場での出来事。あんなもの見せられたら後悔などあろうはずがありません。(抜粋)

イチロー選手といえば、国民栄誉賞を三度辞退したことでも有名。

受賞を辞退することについては

人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます

と語っています。

No.09 サブスク(サブスクリプション)

これも最近、テレビで話題になっていますね。

簡単にいえば「定額制」サービスのことで、英語の「subscription」では、予約購読、年間購読などの意味があります。

定額といえば、例えば携帯料金などが身近かもしれませんが、今では、ビジネスモデルの一つとして表現されてます。

例えば、Amazonプライムなどのネットサービス。

月額いくらで映画が見放題、のような定額サービスです。

他には飲食店でも始まっています。

ラーメン店の「ラーメン凪田町店」では、一ヶ月8000円~のライトパスから用意。

食べ放題だそうです。定額ですからね。

No.10 ジャッカル

ラグビーワールドカップで日本が初のベスト8進出で、大変盛り上がりましたね。

TBSドラマ「ノーサイドゲーム」放映以降、主題歌の「馬と鹿」のイメージがある方も多いのではないでしょうか。

そんな中のこのジャッカル、です。

これはラグビーの瞬間技のことです。

ルール上、タックルされたプレーヤーはボールを放さなければなりません。

この時、通常は味方のサポートを待って自チームへボールをつなごうとしますが、このタックルされた直後の瞬間に相手がもつボールに絡み、奪うことを“ジャッカル”と言います。

ジャッカルが成功すると守備側が攻撃側のボールを奪う「ターンオーバー」となります。

ちなみにラグビーのルールで私が初めて知ったのは、

「味方にパスを出すときに、自分より前に出していいけない」

というものです。知ってました?

これを聞いてから試合を見てみると、確かに自分より前に出ている味方にはパスは出してはいないんですよね。

ギリギリ真横っぽい時はありますが、前には出ていないので。

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