実親が書き遺した年寄りの心構え「いろは格言」解読難なメモの考察

こんにちは。

突然ですが、みなさんは親を大切にしていますか?

親孝行、したいときには、親はなし

なんて言葉もあるように、健在のときはうるさいな、邪魔だな、なんて思っていても、いざお別れがきてしまうと寂しさが募るもの。

いわゆる「いなくなってから気付く大切さ」というやつですね。

私の二親はもう他界してしまっているのですが、なかなか気持ちの整理がつかず遺品整理もあまり進まずズルズルと時間だけが過ぎていました。

ですがようやく最近片付けもできるようになり、大掃除も終わりに差し掛かったとき、面白いものを見つけたのです。

それは、もうページが数枚しか残っていない一冊の大学ノートでした。

そこには、まるで走り書きをしたような字で「いろは歌」になぞらえて格言のようなものが書かれていたのです。

筆跡から母が書いたものだと分かりましたが、何せクセのある字を書く人で、所々解読できない部分もあったのですが、書いてる事がとても興味深く私の目を引いたんですね。

どうやら、年寄りになったら「気をつけたいこと」を綴ったようなのですが、年寄りに限らず頭の片隅を置いておいて損はない内容だったので、ご紹介・・・というより、ひとつひとつ考えていきたいなと思いました。

元々の書いた文字と読みやすく変換したものとを併記したいと思います。

ちなみにクセのある文字なので、どうしても解読できないものは「?」と記載してみたいと思います。

ではいきましょう!

(い)痛いいたいはきくむでなおる

「痛い痛いは気持ち?でなおる」

と書きたかったのでしょうか?いきなりつまづきました笑

まあ「病は気から」と言いますし、気の持ちようが大事と言いたかったのでしょうかね。

駄目だ~と思うよりも前向きに、と。

(ろ)60のゲートボール

「60のゲートボール」

そのままですね。

これはおそらく「60歳からゲートボールを始める」という意味ではなく、いわゆる適度な運動をしよう、という意味なんじゃないかと思います。

うちの親はゲートボールに縁がなかったので笑

いくつでもそうですが、体を動かすことは大事、そう言いたかったのかと。

(は)判は自分でたしかめる

「判(子)は自分で確かめる」

いろんな場面で使う判子。

といっても最近は「脱はんこ」の動きがありますが、判子に限らず大事なことは自分の目で確認する、それが大事だと言いたいのではないかと思います。

相手を信頼するのもいいけれど、本当に大事なことは人任せにしないで。

(に)二階ては手すり

「二階では手すり」

これはどうでしょう・・・階段などで転倒するかもしれないから手すりを使ったほうがいい、ということでしょうかね。

リスクでいうと一階でも変わらないと思うので、転倒しないように手すりなども利用していきましょう、というメッセージなのかなと。

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(ほ)本を嫌わば同じ心

文字としては書き直す必要はなさそうですが・・・

直筆では「同」という文字が「旬」にも解釈できる独特な文字なのですが、意味が分からない・・・

私の考察ですが、「自分が相手のことを嫌っているのであれば相手も自分のことを嫌っている」ということを言いたいのかな、と解釈しています。

でも、そう考えると対人関係もそういうことありますよね。

写し鏡というか、そんな感じ。

(へ)へんくつというくつをはかず

「偏屈という靴を履かず」

これはそのままの意味かな、と。

歳を取るとどうしても偏屈になりがち(自分の親もそうでした)。

人生経験がそうさせるんでしょうか、自分という考えが正しいと錯覚してしまうんですよね。

年齢に限らずですが、ひねくれていてはいい人間関係は築けないよ、という教えなのかなと思っています。

(と)年だ年だと甘えは禁もつ

「年だ年だと甘えは禁物」

物事に対して出来ないことや分からないことを年齢のせいにしない、そういう意味ですね。

疲れやすくなったりしたら「あぁ、年だなぁ」だなんて言わないで、適度に運動して体力をつけることもできる、そんな前向きな言葉にも感じます。

(ち)ちょっぴりずつで腹7分

「ちょっぴりずつで腹七分」

そのまま食事のこと、ととらえました。

いろんなものをバランスよく食べて、それでいて食べすぎないように。そういう意味かなと。

食べ物が偏ってくるとそれこそ栄養バランスが崩れちゃいますからね。

栄養バランスでいえば「まごわやさしい」なんていう言葉もあるように、やっぱりバランス、ですね。

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(り)律気すぎればくたびれる

「律儀過ぎればくたびれる」

手書きでは「気」となってましたが「律儀」ですね。

律儀とは「義理がたいこと」「実直なこと」という意味があるのですが、そればかりでは気を使いすぎて自分が疲れてしまう、そんなことを言いたかったのかと思います。

(ぬ)脱いだらかいでみる老臭

「脱いだら嗅いでみる老臭」

自分の臭いを気にしてみる、つまり身だしなみにも気を使おうという意味なのではないでしょうか。

もしくは、こんなに自分は臭いが出ている、転じて「自分を客観的に見てみる」という意味にもとらえることができそうです。

自分で自分のにおいというのはなかなか気が付かないもの、それを気にしてみようということですね。

(る)留守するときの火の用心

これはもうそのままですね。火の用心。

ちゃんと確認してから出かけましょうということだと思うのですが、でもやっぱり意識しないと見落としがち。

改めて気付かせてくれました。

(を)老いても1人たち

「老いても一人立ち」

周り(家族)に頼りすぎず自分にできることは自分でやる、そんな意味だと考えます。

もちろん色んな事情や状況によって難しいこともあると思うので「無理ない程度」に。

「無理ない程度」

これ、親の口癖でした。

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